大都市近郊において 京野菜等を生産する農家(屋号:柳ヤ(yanagiya))に新規就農し、  農場から食卓までの現場において得られた体験を基に、これからの都市農業における農業生産等のあり方について時々考える。
081128キャベツ追肥
■水田裏作として定植したキャベツ、明日をもって定植後30日を迎える。そう、第1回目の追肥を行わなければいけない。
■昨年と比べ、若干生育が進み過ぎているかなと一抹の不安(抽台&凍害)を抱えつつも、他方で年内にしっかりと葉数を確保しておくことも肝要と思い直す。
■ネギ出荷後の夕暮れの中、肥料を背負っておっちらおっちら。西山からの時雨が吹き付け、温かい例の飲み物が恋しくなる。
■写真を撮る暇もなく、作業終了時には真っ暗。家路を急ぐ。

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081127鍋の季節
■寒くなってきました。鍋の季節です。
■鍋にはネギが欠かせません。
■柔らかい九条ネギなど入れて、温まりましょう。

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081126お米売ります
■今季よりお米も直売に出している。その中で気に入っていただいた方から、30kg単位でオーダーが入る。その場合、お米屋さんよろしく、軽トラにてお届けに上がる。
■30kgといかないまでも、3kg、5kgと頻繁に注文をいただくので、それを見越して、あらかじめまとめて精米しておけば効率的ではある。
■ただそうすると、精米後の在庫がどうしても出てしまい、味が落ちる心配がある。やはりお米は、精米したてが一番。
■このため、手間はかかるが、ジャストインタイム方式にて、オーダーを受けてから必要量を精米している。
■今のところ美味しいと言ってくださっているので、しばらく続けてみようと思う。

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081125ユズのお酒
■毎朝5時に起床し、ネギを追っかける日々。日中はコーヒーの連続投与で問題ないが、夕食後ともなると、意識レベルが低下すること甚だしい。
■新聞や本を読んだりネットをチェックしたりと、消灯までにもうひと踏ん張りしなければいけない。夏はビールをやっつけていたが、寒くなったこの頃は、温かい焼酎をひっかけることとしている。
■ストレートだと面白くないので、様々な果汁を試しているところ、最近はユズがお気に入り。直売用に収穫した中から、規格外のものをいただき。さっと絞って焼酎の中に注ぎ、電子レンジで55℃に温める。その間約3分。
■ほどよい温かみと際立つ香りが心地よい、グラスを空ける頃にはいい気分。上下の瞼が出会うまで3分もかからない。







081124ネギ本番
■世間様は3連休のようだが、こちらはネギの出荷が本番。やっと市況も上向きつつあるので、気合いを入れて作業。
■宵引き(前日の夕方に予め収穫すること)も雨天決行。雨中収穫したネギは、文字どおり泥だらけとなるが、これまでだと、調製作業などできたものではなかった。
■しかしながら、今季より高性能皮剥き機を導入したところ、雨が降ろうが雪が降ろうが、コンスタントに出荷が可能に。まさに機械様サマである。
■年末に向けてあと一ヶ月、ここからが勝負どころ。ロングスパートで、駆け抜けるべし。

081123跡片付け
■直売で大変活躍したキュウリ&インゲン、霜にも当たったので、お役御免。
■この場所は元々水田、来春には稲の苗代として使用するので、それまでには明け渡さなければならない。ただそれまでには、若干の時間的余裕有り。
■ナスも終わり、直売向けの野菜が寂しくなってきたところ、ここはニーズの高い葉物、ホウレンソウを播種することとする。
■まずは残渣や支柱を撤去、次にマルチとして使用していたワラが残っていることもあり、石灰窒素を入れる。あとは、いつもどおり、発酵鶏糞、苦土石灰、化成肥料をまいて耕耘。ただし、次作への影響を考慮し、全体的に少なめとする。これでひと雨うたせて土が馴染めば、晴れて播種できる予定。
■細々とした作業は、市場出荷モノとは異なる煩わしさもあるが、この際、頭を切り替えてこなしていく必要。

081122正式には頂法寺
■早朝よりホウレンソウの除草及びジャガイモの収穫を終えた後は、家族サービスの時間。
■前述のとおり、赴くままに西国三十三所巡りを決行中、本日は、第十八番札所の六角堂(http://www.ikenobo.jp/rokkakudo/)。
■これまでに何度も訪れたことがあるも、御朱印をいただくために、改めて参拝。
■紅葉の季節かつ連休のせいか、どこに行っても人が多い。ここのお寺は、相変わらずハトが多い。

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081121ゆず販売開始
■忙しさにかまけて、全く手が回っていないユズ。すっかり黄色く色づいてきた。寒くなってきたので、何とかしたいところ。
■ネギの出荷作業でいっぱいいっぱいなので、相方にお願いし、直売に出すことに。
■結果はすべて完売、ありがとうございました。規格外品は、お風呂に入れることとします。

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081120寒くなれ
■これまで価格が低迷していたネギ、このところの寒さでやっと動きが出てきた。
■市場中値ベースで、17日には263円(1把)だったのが、20日には441円に。昨年の水準にはまだまだ届かないが、それでもありがたい話。
■ネギはホウレンソウに比べ単価が高く、またナスと比較して1日の出荷量が多い。したがって、市場価格の少しの変動でも手取りが大きく異なってくる。
■たとえば、1日当たり100把出荷したとして、市場価格が100円変われば、手取りが10,000円増減する算段。
■まさに毎日がスリルとサスペンス。やはりネギは面白い。

081119ネギの消費拡大
■出荷調製の際、余ったものをせっせと食べる企画。下添が本日の夕食メニュー。ネギのオンパレード。
■ただしよくみると、実質的には、薬味需要のみ。何か大量消費できるメニューを考えないと。

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081118春キャベツに期待
■昨年価格が思ったより良かった春キャベツ。二匹目のドジョウをということで、今季はひと区画すべてをキャベツで埋める。
■順調にいけば、来年の3月には、トラックいっぱいのキャベツが連日収穫できるはず。しかも価格が良いとくれば、ひと株ひと株手で植えた甲斐もあるというもの。
■とらぬタヌキは、丸々と太っている。

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081117ナス出荷終了
■ネギの調製作業をして明るくなるのを待ってから、最後の市場出荷向け収穫を開始。
■霧が立ち込める中、冷え冷えのナスを切っていく。汗を拭いながら、またある時は雨合羽を着ながら収穫した日々が懐かしい。
■市場出荷は本日をもって終了だが、すぐに樹を切るのはもったいないし、またネギの出荷もあって時間もない。しばらくは放任して、直売向けに細々と取っていこうと思う。
■半年の間、本当にナス様サマといったところ、ありがとうございました。

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081116雨天順延
■そろそろナスも最終盤、気温が低く霜も降りるようになってきたので、お役御免も近い。
■昨日までの予定では、本日の収穫をもって市場出荷は終わりにしようと思っていたが、生憎の雨模様。
■これがシーズンであれば雨天決行となるところ、終わりも終わり、しかも冷たい雨。とても早朝から繰り出す元気もなく、明日に順延。ネギの出荷のみとする。
■6月12日の初出荷より数えて112回、日の出前に起きることが苦とならなくなったことも大きな収穫。

081115川べり散策
■土曜の少なくとも日中は、お休みとしている。特に確固たる意図はないが、暇があれば西国三十三カ所のお寺を回っている。信仰心に基づくものではなく、単なるスタンプラリーの感覚。
■本日は十七番札所、六波羅蜜寺(http://rokuhara.or.jp/)を参拝。
■続いて鴨川べりを散策。ぶらぶら歩いていると気晴らしになるし、偶にはアイデアも浮かんでくる。
■それにしても、「等間隔に座る法則」は、今も健在。

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081114真のエコとは
■例えば、お店で買い物をした際や通りがかりのイベントで、いわゆるノベルティグッズを渡されることがある。ポイントが貯まりました、お誕生日プレゼントです、等など。
■たいがいは役に立たず、あるいは当方の関心外のグッズのため(有体に言えばゴミが増えるため)、余程のことがない限り、「いりません」「結構です」と受け取らないこととしている。
■ところが、先方はこのような経験が少ないためか、「えっ?」と不思議そうな表情をされる。場合によっては、私の善意を拒否するのかと、半ば憮然とした態度を示されることもあり。
■先日も、あるお店でポイントが貯まったからと、買い物の際に使える袋をプレゼントするという。「これは何ですか?」「エコバックです。」
■一日一善、今日も「地球にやさしい」ことをした思いです。

081113ネギの消費拡大
■本日の朝食はサンマ丼、ショウガとともに、刻んだ九条ネギをたっぷりとかける。
■朝から随分と重たいものを食べるなと思われるかもしれないが、夜明け前から動いていると、結構お腹が空くもの。
■勤め人時代には考えられなかったが、今では朝から魚もOK。ラーメンも揚げ物もウエルカム。それでも太らないとは、なんと燃費の悪いことか。

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081112ねぎねぎ
■ネギの値段が芳しくない。あるいは前述のとおり、昨年が良過ぎたのかもしれない。
■下手をすれば、昨年の半値というときもある。休み明けに若干持ち直したも、また弱含みに戻ってしまう。出来は良いだけに、余計悔しい思い。
■頭の中では、ネギ→ホウレンソウ→春キャベツとのリレーを描いていたが、急遽ホウレンソウの後にコマツナを収穫できるよう、仕込むことを検討。
■いずれにせよ、ネギが本命であることには変わりなし。年明けまでの長期戦、目先に一喜一憂せず、粛々とこなしていくことに決め込む。

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081111法蓮草
■ホットエリアの畑、夏ネギの次作として、2回に分けてホウレンソウを播種。念のため、不綿布をべた掛けする。
■ネギの出荷などで時間がとれず、しばらくほったらかしの状態、枯れてはいないかと心配したが、順調に育っている。
■不綿布をそのままにしておこうか迷ったが、まだそこまで寒くないだろう、それよりも追肥や防除など今後の作業における利便性をかんがみ、この際、取ってしまうこととした。
■次の雨までには、追肥を終わらせたい所存。

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081110野菜の消費拡大
■本日の夕食メニューは、肉豆腐、温野菜、焼きナス、味噌汁。
■使用した野菜は、九条ネギ、ダイコン、キャベツ、ナス、キュウリ、ブロッコリー。すべて直売や市場出荷のお下がり。
■野菜をいっぱい食べると、少し豊かな気分になれる。

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081109ネギの消費拡大
■九条ネギの出荷に当たり、どうしても規格外(細すぎたり曲がっていたり)が生じる。
■直売に回したり、宅急便で送ったりしているが、それでもすべてを捌けるわけではなく、かといって捨てるのももったいない。
■という訳で、夜な夜なせっせと食べることとしている。今日は葱焼き。
■レシピはいたって簡単、お好み焼きの具であるキャベツをネギに置き換えただけ。ポイントとしては、①柔らかく細いネギを使うこと、②ざっくり切るとともに、これでもかと大量に入れること。
■ネギの香味が口いっぱいに広がり、お酒の肴としても最高。体が温まります。

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081108ネギの行方
■九条ネギの市場における価格が冴えない。昨年の半値以下である。
■昨年のような高温寡雨ということも、また台風の上陸もなく順調に推移したため、全般的に出来が良い。加えて、昨年の高値を受けて作付圧力が高まり、供給量が増していると察する。
■季節が移ろえば、鍋ものなど少しは需要が動くのではと、今のところ自分を落ち着かせているが、さていかに。

081107タマネギ定植
■ネギ出荷を早めに済ませ、懸案のタマネギ定植第1弾を行う。
■例年、追肥が遅いためか、貯蔵のため吊り下げた玉がすぐに腐り、お盆の頃にはほぼ全滅という憂き目に遭っている。
■今季はこれまでの反省に立ち、締まった玉に仕上げることを目指す。まずは株間を狭め、密植とする。もちろん、施肥は元肥主体でやや多め、遅肥は禁物。
■種屋の効能書きによれば、12月末まで吊り貯蔵が可能とのこと。せめて秋までもつタマネギを作りたいところ。
081106青空市
■久し振りに梅小路公園の青空市に出展。早朝、まだ星空の下、ホウレンソウを、続いてナスを収穫するなど、準備が大変。それでもお客さんのニーズを直接知ることができるのは、貴重な機会。
■今回の品揃えは、上記2点に加え、ニンジン、ネギ、それとお米。特にニンジンは葉付きとしたためか、大好評で、すぐに完売御礼。
■お米は、まずは多くの方に試食してもらおうと、2kgの小分けにしたところ、こちらも持ち込んだ50kgを完売。美味しかったらまた買うわと言って下さったので、次回は結構ドキドキもの。

081105タマネギを植えなければ
■播種日9月中旬、育苗日数約55日。「6mm程度の茎の太さで、5~6gの苗」(農業技術体系 野菜編8-②)が定植にベストの状態。
■それよりも苗が小さいと球が小さく減収となり、大きいと抽台(花が咲くこと)を生じ、これまた収量が落ちる。
■したがって、よほどの寒暖のブレがない限り、種を播いた時点で定植時期がほぼ決まり、逆にいえば時期を逸すれば、もはや取り返しがつかないということになる。
■タマネギはワンチャンス、週末の定植作業に向け、ネギ出荷の合間を縫って圃場の準備に取り掛かる。
081104マメを植えなければ
■直売に適した品目のひとつとして、鮮度劣化の著しいものが挙げられる。例えば、ホウレンソウやコマツナなどの軟弱葉菜類は、どれだけ輸送技術が発達しても、その日に収穫したものにはかなわない。
■生食する豆類も、またしかり。そんな訳で、来春に向け、エンドウマメ(実エンドウ&スナップエンドウ)とソラマメを植えることとし、圃場の準備にかかる。
■場所はナス園の横、キャベツやダイコンが植わっていたエリア。しばらくアブラナ科の栽培が続いたところなので、このあたりでマメ科を入れるのも栽培体系上、良いかと思料。
■目先の作業で一杯いっぱい、来年の春のことなど思いも至らない状態。まずは無事に冬を越してもらえればと。
081103冬ネギスタート
■8月の終わり、暑い盛りに定植した九条ネギの収穫がスタート。今年は天候に恵まれ、すこぶる出来が良い。
■ただし、2年生でも出来が良いということは、他の農家は言わずもがな、したがって市況は昨年とはうって変わって低迷気味。
■結局、出来の悪かった昨年の方が、かえって手取り良いという、複雑な心境。

081102東京
■せっかく上京したので、いつもの都会ウオッチ、山手線を一周の後、街をぶらつく。
■特に目的を設定することなく、ひたすらぶらぶら・きょろきょろしながら歩く。その際には、怪しまれない程度にできるだけ多くの人、表情、服装、会話、またお店の品揃え、看板など、街のディテールを隈なくインプットする。ただし、覚えようとか理解しようとはしない。あくまでもシャワーのように浴びるだけ。
■一見、無駄な作業だが、これが「肥やし」となり、ある日突然、例えばネギの皮を剥いているときに、よいアイデアが浮かぶことがある。
■今日の収穫は、池袋のデパ地下で美味しいスイーツがあるらしいということ。

081101横浜
■大学時代にお世話になった研究室の教授が今年還暦を迎えられ、お祝いの会が横浜の某ホテルで開催されるとのこと、せっかくの機会なので、出席する。
■研究室の同期に、都内の専業農家や県試験場の研究職がいて、近況を交換。また、国の研究職を辞してベンチャー企業を立ち上げられた先輩からは、相変わらずの熱いトークをいただく。後輩達も頑張っているよう。先生はお変わりなくで何より。
■利害関係がまったくないとはありがたいことで、久し振りに純粋かつ技術的な話ができ、大変有意義なひと時。これだけで新幹線代もペイしたようなもの。

081031直売
■特に大きな収益を求めているわけではないが、楽しみに待っていただいている方々もおられるようなので、仕事の合間を縫ってワゴンカーを出している。
■本日のメインは、白菜の間引き菜。というより、単に間引くタイミングが遅くなってしまったもの。捨てるのももったいないので、束ねてそれらしく整えてみた。これで1束100円也。

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