大都市近郊において 京野菜等を生産する農家(屋号:柳ヤ(yanagiya))に新規就農し、  農場から食卓までの現場において得られた体験を基に、これからの都市農業における農業生産等のあり方について時々考える。
080829長雨
■しばらく雨が降らずに苦労していたら、このところは雨ばかり。
■乾いた土にはありがたいが、こうも続くと、そろそろ病気の発生が気になる。
■週末は小雨決行にて、ナスの防除を行う予定。できれば、現在定植しているネギも。

スポンサーサイト
080828ナシの想い出
■ナシをいただいて食べていると、ふと学生時代を思い出す。
■果実の酵素の精製をやっていたのだが、この季節、実験材料とするために、ひたすらナシを剥いてジューサーにかけ、冷凍保存していた。
■結局、大きな結果を得る前に卒業し、就職。それでもナシを食べるごとに、あの頃の喜怒哀楽が浮かび上がる。
■その後、学問はどのように進歩したのか、今の仕事にはまったく関係なく趣味の世界ながらも、空き時間を見つけては本を眺めている。

園芸生理学
080827九条ネギ
■雨の合間を縫って、ネギの定植を進めている。
■最初に植えたゾーンは、潅水せずとも早くも葉身が伸長してきた。
■育苗中に病気が発生したところもあるので、早めに殺菌剤を散布したいが、降ったり止んだりのこの空模様では、思いどおりにいかず。定植作業も遅れ気味。
■月が変わると、ホウレンソウの播種や稲刈りが控えている。週末に向け、小雨決行でこなす必要。

CA341002.jpg
080826ナスナスナス
■本日の市場における中値は1,785円/箱と、6月13日来の高値。
■現金なもので、あれだけしんどかった早朝の収穫作業も、心なしか軽やか。
■ナスを買ってくださる消費者の皆さんには申し訳ないが、しばらく夢を見させてください。

080825小松菜夏の陣、終了
■お盆前後の高値を狙ったコマツナの出荷も、本日をもって終了。おつかれさまでした。
■日の出前からの収穫、ナスとのダブルヘッターは、正直きついものがあったが、それでも市場では狙いどおりの高値が出ているので、やりがいは十分。(8月18日の中値は210円/束!末端価格だと400円以上!?)当方の販売価格は、来週にも出揃う予定。追って報告する次第。
■ナスも前述のとおり価格が回復基調にあり、秋の陣に向けて気合十分。


080824キャベツキャベツキャベツ
■夏キャベツが終了、例年になく高温で雨が少ない上に、水やりがほとんどできずじまい。
■そんな悪条件にもかかわらず、よくぞここまでできたというのが率直な感想。おかげ様で、直売でも好評を博したところ。
■次は同じく直売向けとして秋キャベツを定植済み。そして市場出荷向けの春キャベツは、昨年同様、9月中旬に播種予定。
■周年供給体制の確立に向け、更に勉強します。

CA341000.jpg
080823おめでとうございます
■弟の結婚式があり、御呼ばれする。東山の某料亭、久し振りの雨が苔を湿らせ、美しい庭が更に映える。建築デザイン家だけあって、素晴らしいロケーション。料理も美味しい。
■今日一番は、炊合「白芋茎玄米煮、鰻博多煮、絹さや、木の芽」。こんな繊細な芋が栽培できたらなと、感慨。
■これからは、喜び2倍、苦労は3倍。二人で力を合わせ、いつまでもお幸せに。

CA340997.jpg
080822九条ネギ
■干していたネギの先端を剪葉し、1株ずつ植えていく。日差しは相変わらずだが、風に秋の気配を感じる。
■ひたすら切って植える。

CA340993.jpg


080821食欲回復
■7月31日来、1000円/箱を割り込んでいたナスの市場価格(中値)が、なんとか回復した(8月21日現在で1,155円)。お盆は600円台と、一時はどうなることかと心配もの。
■考察するに、高温で①生育が旺盛となり、供給量が増えた一方、②暑い最中に油を使いたくないなど、需要量が減少したと思われる。
■直売においても、7月はよく売れていたのに、8月に入ると売れ残る日が続出。ただし、昨日今日の秋の気配とともに、完売御礼。
■秋ナスは嫁に食べさせるなとは、それだけ美味しいとのこと。夏バテ解消にもどうぞ。

CA340992.jpg
080820気づきの点
■8月18日付け日経朝刊1面の連載記事「食糧危機と日本農業(中) 「安全・安心・安定」 国産回帰、企業も参入」を読んで、気づきの点を。
■1点目、食品スーパー○〇ストアでは、遊休地を周辺農家から借り、青果仕入れ担当社員が野菜を栽培、収穫した社員が店舗で販売。「生産者の顔が見えるどころか店頭にいる。これほどの安全・安心はない」と青果部長は胸を張るとのこと。
■「安心」はさておき、「素人」がつくる野菜がなぜ「安全」なのか、理解できない。街でたまに「素人料理」との看板を見かけるが、素人がつくる料理をお金を出して食べようとは思わない。それと一緒。
■2点目、農業の企業参入には壁がある、農業生産法人をつくると登記の負担や「事業の過半は農業」という制約があり、そのまま参入すると農地を所有できず耕作放棄地が多い区域でしか借りられないとのこと。事例として、居酒屋チェーンの農業子会社は、直営農場を相次ぎ縮小した、土地の条件が悪く「肥料が土になじみ、有機農業の畑ができるまで十年以上かかる」とは社長の弁。
■農業以外の分野では登記の負担がないという話は、聞いたことがない。また、所有という形態をとらなければ良い農地を確保できないという理屈にも首を傾げる。農家側からみればむしろ逆で、売るとなると、なおさら良い農地は最後まで手放さないと思う。
■そもそも有機農業ができる畑になるまで時間がかかるのは当たり前のことであって、明日からすぐにできるのであれば、誰も苦労はしない。十年以上かかるから縮小したのであれば、それは企業参入の壁ではなく、見通しの甘さに他ならない。
■農地の「所有」にこだわる様からは、どうにもヨコシマなココロが透けてならない。哭きの竜に言わせれば、「あンた、背中が煤けてるぜ」といったところでしょうか。


0808019メディアミックス?
■ナスの収穫作業がひと段落し、朝食を食べながらテレビを眺めていたら、モロヘイヤを紹介していた。モロヘイヤの機能性や調理方法など、いつもの調子である。
■これはいける、午後からの直売に、早速モロヘイヤを並べた。スーパーの青果バイヤー顔負け。
■夕方、喜び勇んでカートを回収にいくと、件の売上げが芳しくない。よくよく考えてみると、モロヘイヤの値札を付けるのを忘れていた。スーパーの青果バイヤーには、まだなれない。

CA340990.jpg
080818直売にできるか
■ユズ園の片隅に植わっているイチジク、赴くままに世話をしていたら、今年も美味しそうな果実を生らせた。
■直売の売上高アップの手法として、単価の高い商品を置くことを勧める記事を読んだ。例えば、果物や高級イモ類(自然薯等)といった贈答系の類。
■我がイチジクが直売に向くかは要検討だが、少なくとも昨年同様、ジャムにはできる。

CA340989.jpg
080817戦略的出荷
■昨年の市場価格をつぶさに見てみると、市場のお盆休み(今年は15・16・17日)の前後において、コマツナの価格が飛び抜けて高いことがわかる。
■大きな産地だと、年間を通じてコンスタントに出荷するところだが、こちらは小さなフリーゲート艦。空母や戦艦と同じことはできない。
■という訳で、13日出荷に続いて、本日(17日)も張り切って出荷。ナスを収穫する前の作業となるので、辺りはまだ暗い。写真を撮ろうにも、携帯だと下添のとおり。

CA340976.jpg
080816すき焼きに
■お盆で人が集まるので、すき焼きをやるとのこと、入れる野菜を物色した。
■暑い最中、なかなか適当なものがない。すき焼きにナスやオクラを入れる訳にはいかない。
■畑を見渡し、なんとか2品を調達。ホットエリアの九条ネギと、コマツナの端っこに植えていた壬生菜。
■ネギは一番大きくなっている一畝は、今すぐにでも収穫可能。出荷のタイミングは、市場における価格と日々の作業負荷との兼ね合いから判断。
■壬生菜は、趣味的に播いてみたもの。暑さのせいか、少し葉が縮れている。味的には問題ないが、出荷には向かない。やはり真夏に軟弱野菜をつくるのは難しい。

CA340975.jpg
080815炎のネギひき
■炎天下のネギ引き、本日をもって終了。お疲れ様でした。
■遅くともお盆までにはやっつけようと思っていたところ、相変わらずの滑り込み。
■こらからしばらく放置して干し、その後には本番の定植作業が待っている。

CA340977.jpg

080814ソルゴー混植の効果
■ナスの周囲に混植したソルゴー、良く見るとアブラムシがびっしりと付いている。
■ナス本圃でもアブラムシは見かけるが、それほど気にならない。
■ソルゴーには申し訳ないが、効果てきめんといったところ。

CA340972.jpg
080813本当の早朝より
■通常、日の出前よりナスの収穫を始めているところ、そこにコマツナを押し込むとなると、その前しかない。ナスの収穫後であれば、直射日光と高温のため、確実に品質が低下する。
■という訳で、空が青紫の時間帯から作業を開始することとなる。さすがにレタス産地のように投光器を入れるほどではないが、それでも手許が暗い。
■明日は市場のお盆休み(8/15・16)の前日、従ってコマツナの出荷はなし。少しはゆっくり寝れる。

CA340969.jpg

080812超ハード路線
■残暑厳しい中での稲刈りや、凍てつく夜明け前からのネギの皮むきなど、ハードな作業が幾つかあるが、これもまたハード。
■お盆明けに植える苗とするため、炎天下、ネギを引いて行く。文字どおり全身汗だく、体重は1日で2kg減。
■次に控えるのは、引いたネギを押切りで切り揃え、植えていく作業。こちらも炎天下を想定。
■食事後、5分でも空き時間があれば横になる。こまめに水分を摂る。時間単位で作業を進めるなど、体調管理に気を配りながら疾走中。今年もネギが高値でありますように。

CA340968.jpg


080811ドジョウとタヌキ
■昨年、お盆休みの前後でコマツナが高値であった。得意のドジョウ&タヌキで、今年も播いてみた。
■ただし、ナスや夏ネギを栽培しながらの作業、また雨が極端に少なかったこともあり、昨年より遅れ気味。5回に分けて播いたうち、やっと最終分の間引きを終えたところ。
■ぎりぎり、お盆休み前の最終セリ(8/13出荷)に間に合いそう、果たして獲らぬ2匹目はいるのか。

CA340967.jpg
080810ゆず
■昨年は7月に青玉出荷したものの、今年はナスやら直売やらでそこまで手が回らず。
■少なくとも黄色く色づく冬には出荷したいと思いつつ、一人、冷たいユズジュースを楽しんでいるところ。

CA340964.jpg
080809道の駅
■家族サービスにあって、この暑さの中、敢えて人混みに飛び込む勇気はない。
■先日、試験場の帰りに寄った道の駅に大浴場があったことを思い出し、ひと風呂浴びることにした。
■これが結構穴場で、ほどほどの大きさにて設備はきれい、湯質も良い。何よりも空いているのが一番。イモ洗いのスーパー銭湯だと、塩素消毒にいくようなもの。
■というわけで、風呂上がりにソフトクリームを頬張りながら、来週の作業段取りを考えるふりをする。

080808キャベツも暑かろう
■今年3作目のキャベツ、ナス園の横に植えているもの。直売向け。
■水田転換畑でも、このところの高温少雨では、毎日水やりをしても自ずから限界有り。どうしても活着率が低下してしまう。
■この過酷な状況をサバイブすれば、きっと強いキャベツとなるに違いない。ただし、強いキャベツが美味しいかは、不明。

CA340958.jpg


080807眠い目を擦りながら
■こんな朝焼けを見ながらナスを収穫できるのは、三文の得。
■ただし、かなり眠い。

CA340957.jpg


080806小松菜間引き
■コマツナを間引かなければならない。だいぶ大きくなってきた。少ない経験からかんがみるに、そろそろタイムリミットを迎えつつある。
■今日こそ気合いを入れて終わらせようと始めた時に限って、雲行きが怪しくなってきた。夕立ちはありがたいが、ここで作業終了。
■明日こそ頑張って終えなければと、気合いは十分。

CA340954.jpg
080805ナス園前直売
■これが本日の直売メニュー。昼過ぎより販売開始、夕暮れにて終了。
■結果、キャベツひとつを残して、完売。売れ残りは、家で食べる。

CA340952.jpg
080804高温多湿
■日の出とともにナスの収穫を始めているのだが、それでも蒸し暑い。ましてや、ナス園の中に入ると、ムシムシする。
■この辺りの水田は、ポンプで井戸水を汲み上げ、蛇口をひねると灌漑できるようになっている。
■収穫作業を終え、この冷たい水で顔を洗うのが、もっぱらの楽しみ。

CA340951.jpg
080803壬生菜
■ナス園の横の空きスペースに、直売用の野菜を少しずつ植えている。
■キュウリの奥にインゲンを定植。横にはミブナを播いた。よく見る大株の漬物用ではなく、小株でサラダ用として収穫できればと考えている。
■あとはキャベツ、ブロッコリー、これらは現在育苗中。ダイコン、ニンジンは発芽待ちの状態。秋に向けて仕込みが続く。

CA340949.jpg


080802水稲その2
■こちらは家の前に植わっているキヌヒカリ。中生のため、まだ穂は出ていない。
■刈取りは9月下旬~10月上旬を想定。日照りに不作なし、今のところ順調に生育。

CA340948.jpg
080801出穂期
■同じ穂でもこちらの穂は食べられます。今年は早生種としてヤマヒカリ、中生種としてキヌヒカリを植え付けているが、現在出穂しているのは前者。
■順調にいけば9月上旬にも刈り取れる予定、新米として試しに直売にも出してみようと考え中。

CA340946.jpg