大都市近郊において 京野菜等を生産する農家(屋号:柳ヤ(yanagiya))に新規就農し、  農場から食卓までの現場において得られた体験を基に、これからの都市農業における農業生産等のあり方について時々考える。
070831柚子
■本日も秋雨前線の影響で、降ったり止んだりの天気。九条ネギの作業はできず。
■小雨でもできる作業として、ユズ園の草取りを行う。
■除草剤を散布してもよいのだが、このような陽気であることと、周囲が住宅で囲まれており、なるべく薬散を抑えていることから、人力でコツコツと。
■コマツナ出荷時に市場を見渡した際、ユズの青玉も出荷されていたので、余裕があるときにでもチャレンジしてみようと思う。

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070830レタス
■本日も朝から降ったり止んだりと、あいにくの空模様。昨日同様、九条ネギの苗づくりは中止。
■以前、種屋さんをウロウロした時に衝動買いしたレタスを播種することに。もちろん、趣味の園芸。
■レタスは光好性種子のため、播種後の覆土は軽く行う。若かりし頃に受験した改良普及員試験を思い出す。
■順調に生育すれば、来月中下旬にも定植、11月中収穫の予定。

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070829雨天延期
■本日より予定していた九条ネギの苗づくりは、早朝からの雨により延期。
■春に植えた株を引っこ抜き、約1週間天日で干したものを苗として植えていくものだが、土が濡れていると根が汚れて乾きが遅くなる。もとより好天がある程度続かないと、干したことにならない。
■というわけで、本日は昨日買ってきた鶏糞(120袋!)等の積み下ろしや、コマツナに使った寒冷紗の畳込みなど、こまごまとした作業をこなす。
■恵みの雨は歓迎も、早生の稲刈りも近づいてきており、お天道様にはぼちぼち顔を出してほしいという、身勝手さ。
070828夏野菜終了
■本日をもってコマツナの収穫・出荷は終了。また、これをもって、夏野菜も終了。
■市場で売れた価格が一通りわかり次第、夏野菜全体の総括をします。
■箱詰めの終わった夕方からは、ホームセンターまで資材の買い出し。
■秋冬野菜に向けて、発酵鶏糞1,800kg、苦土石灰200kgを大人買い。
■カレンダー上は8月だが、明日より秋本番。
070827三度豆のあと
■三度豆を引っこ抜いた後、畝に敷いてあったワラを畝間に入れる。
■これに鶏糞や消石灰などを入れて一度耕し、しばらく寝かせる。
■再度耕して畝を立てる際には、ワラを入れた部分が新しい畝の中央にくる算段。
■炎天下、秋冬野菜の準備が着々と進む。

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070826ゲリラキャベツ
■適当に播いて適当に育てているキャベツ、とんかつの付け合わせにでもなればと、圃場の空いているところで粗放。
■何箇所かのうち、ムラのサブストリートに面した一角でも、虫害及び水不足と闘っている。
■が、これまた場所がいけなかった。真夏のキャベツが目立つのか、夕方に水やりしていると、どうしても通りすがりの人に話しかけられてしまう。
■いつ播いたのか、虫は付かないのか、何をやっているのか、いつ頃収穫なのか・・・
■まさか適当にしたらこんなんになりましたとも言えず、もっともらしくゴモゴモ。
■これからの都市農業は、農業に関する知識を有するだけではなく、説明能力が必要なことを身をもって痛感。

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070825土づくり
■昨日コマツナを収穫した圃場では、間髪入れずに次作に向けた土づくりを開始。
■昨年(平成18年)の耕地利用率は93%、食料・農業・農村基本計画における目標(平成22年度)は105%とされているが、それどころではない。
■炎天下で鶏糞を撒くと、これまでの楽しかったことや辛かったことが走馬灯ように巡りそうなので、早朝より作業を開始、耕耘機による耕耘までを午こんごhs前中に完了。
■少し寝かして畝を立て、ネギ苗を植える予定。

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070824本命
■本日も早朝より収穫作業、コマツナ号は第4コーナーに突入。
■次は本命の九条ネギが登場、畑にフル作付となるので、空いているところから順次土づくり。
■帰ってきた炎天下、鶏のウンチをまく手にも力が入る。

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070823三度豆総括
■本日は、夜半からの雨により、コマツナの収穫は中止。
■空いた時間を利用して、三度豆を撤収。市場での価格は魅力的(1680円/2kg、中値、23日)だが、高温・乾燥続きにより品質が低下、市場出荷に適さなくなった。
■もとより極早生種ということもあって、これまでに十分収穫してきたものであり、晴れてお役御免。
■今回の試験栽培で分かったことは、①栽培・出荷に手間がかからない一方、②市場ではコンスタントに高価格(1000円以上、2kg)が得られ、市場性は十分であること、ただし、高温・乾燥が続くと品質が極端に低下するので、③品種を慎重に選定するとともに、④潅水方法を工夫する必要。
■栽培期間中の気象データや出荷データを分析し、来年につなげたい。

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070822今日のできごと
■0550起床:かなり眠い。
■0600コマツナ収穫:今日は比較的涼しい。
■0745朝食:あわせてTVと新聞をチェック。食後にネットで午前中の天気を確認。
■0830コマツナ調整:「夏休み子ども科学電話相談」を聞きながら黙々と作業。高温下におけるサンドマメの安定生産について質問できないか、真剣に考える。
■1245昼食:食後にネットで午後の天気を確認。夕立が来る模様。
■1345コマツナ洗浄・箱詰め:高校野球決勝戦を聞きながら黙々と作業。
■1730水やり:雷鳴轟くも降らなかった時のリスクをかんがみ、水やりを敢行。途中、西の空からみるみる暗くなり、土砂降りに。慌てて撤収。結局45mmと、久し振りにまとまった雨に。
■1900夕食:あわせてTVと新聞をチェック。食後にネットで今晩の天気を確認。
■2130市場出荷:保冷庫からクーラーの効いた軽ワゴン車に積換え、市場に持ち込み。
■2230自由時間:ビールを片手に新聞の切抜きをしたり、雑誌を読んだり、ネットを見たり。
■2400就寝:ラジオのニュースを聞きながら、いつの間にか寝ているといういつものパターン。

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070821平日の休日
■明日は休市のため、本日の出荷はなし。したがって、夕方の水やり等、雑務のほかは束の間の休息。
■朝から散髪に行ったり、スーパーの青果物コーナーを徘徊したり、地蔵盆のお菓子の買出しをしたり。
■就農当初は、平日に休日じみたことをするのに何か後ろめたい気持ちがあったが、今では何のためらいもない。
■少しずつ自由業が板についてきたようだ。
070820水やり
■暑い熱いアツイ。連日の35℃オーバー、8月に入ってからの積算降水量はたったの1.5mm。
■「午後からは所によりにわか雨」という連日の天気予報、「所」に該当した試しなし。
■というわけで、雷がゴロゴロ鳴ろうと、黒い雲が広がろうと、今日も夕方から水やり。コマツナの収穫が終わるまで続く。

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070819ゲリラキャベツ
■今日も早朝からコマツナの収穫。同じ絵ばかりだと飽きてくるので、キャベツでも。
■ゲリラキャベツの名のとおり、青虫との戦傷が絶えないも、順調に育っている。
■ここまでサバイブしてくれるとは思わず、自家消費にしては多すぎる感。
■ネットでキャベツのレシピを調べてみたり、これぞ捕らぬタヌキ云々。

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070818ペット産業
■明日は休場のため出荷はできないも、ご機嫌伺いにコマツナ畑へ。
■除草をしていると、物々交換した牛乳屋のおっちゃんと会った。
■この前はありがとう。小鳥を飼っているんやけど、この時期も欠かせないもんでな。また頼むわ。
■小鳥のエサですか・・・。
■ま、人様よりもいいものをペットに与える時代、そんな需要もあるということ。ひとつ勉強になりました。
■次はジュウシマツ専用のコマツナを作ります。夢の中で。

070817最高記録
■本日もコマツナを収穫。
■お盆休みを挟んだせいか、かなり大きく生長。1束の大きさは200gと決まっているので、株の数は同じでも出荷量は最高。
■ちなみにお盆前の相場(1束当たり)は、高値が420円で中値が110円。
■1束420円、どんなコマツナか拝んでみたい。店頭に並んだ際には、いくらになるのだろうか。
■否、たぶん店には並ぶまい。舞妓ちゃんと一緒にお座敷に上がるのかもしれない。
■そんな野菜を作ってみたいものだ。
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070816物々交換
■本日よりコマツナの出荷を再開。早朝より収穫作業を開始する。
■ムラのメインストリートに面しているためか、通りすがりの人が声を掛けていく。
■牛乳配達のおっちゃんがやって来た。袋を差し出し、300円分を分けてほしいという。
■袋にコマツナを詰めながら、とりあえず味見をしてと渡す。それではと、冷たいコーヒー牛乳をくれた。
■おっちゃん曰く、これでも店で買うと、モノが悪いのに300円、いや400円もする。おかしな話やと。
■将来的には、畑で収穫して、文字どおり即売できるかもしれない。
■いずれにせよ、畑で手を腰に当てて飲むコーヒー牛乳は美味しかった。
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070815他産業並みの労働時間
■本日でlow keyな日々も最後。手足が暇だと頭で余分なことを考えてしまう。
■サラリーマンの頃、農家に年間労働時間を尋ねたことがある。曰く、364日。そのココロは、正月以外は毎日畑に出るとのこと。
■先日、新聞のコラムにて、新興IT企業の経営者のエピソードが紹介されていた。休みは正月の午前中だけ。我が家からも京都一高い本社ビルが見える。
■寿司屋を営んでいる義父は月曜が定休日だが、暖簾を掲げていないだけで、後片付けや仕込みなどで忙しい。
■最近この商売のペースがつかめてきた。夕方の水やりに日曜やお盆は関係ないし、スーパーに行けば青果物コーナーを3周する。TVの料理番組を見れば、使われている三度豆の大きさをチェック。
■ただ、ある農家によれば、夢の中でも畑を耕すようになって一人前。残念ながら、まだその域には達していない。
■今、聞かれれば、少し控え目に見積もって、350日と答えようと思う。
070814自給率を考える
■本日の作業は、夕方の水やりのほかコマツナの間引きぐらいで、引き続きlow keyな一日。手足が暇だと、頭で余分なことを考えてしまう。
■先日、平成18年度の食料自給率が公表された(http://www.maff.go.jp/www/press/2007/20070810press_7.html)。カロリーベースで39%、生産額ベースでは68%とのこと。
■極端な話、自給率とは消費者による国産農産物の支持率であり、その数字が低下したということは、支持されていないということ。
■結局はお客さんに手にとってもらい、財布からお金を出して貰わなければ始まらない。
■食料安保の確保や多面的機能を発揮するため、ご飯をもう一杯余分に食べてくださいというのは、プロの農業者として少し恥ずかしい気がする。
■お客さん(日本国民に限らず)には、品質で選んでもらえる野菜を作っていきたいと思う。

070813半分休み
■本日から市場はお盆休みのため、出荷作業は一切なし。半分お休みモード。
■そうはいっても屋外は連日の35℃オーバーのため、外に出る気にもならず。机の上に積み上がった本を読んだり、ネットで他の産地をチェックしたりして日中を過ごす。
■コマツナでいえば、嵯峨地域(http://www.kyoto-sagayasai.jp/)が有名。高級スーパーで並んでいるのを見ていると、我が品物とレベルが違う。
■ユズの水尾(http://www.city.kyoto.jp/ukyo/tiiki/mizuo.htm#tokusan)も含め、一度現地を見に行こうと思う。
070812追込み
■市場が14・15・16日とお盆休み。従って、本日がお休み前ラストの出荷日。
■日の出より三度豆の収穫をスタート、続いてコマツナと続く。
■連日の猛暑だが、さすがに早朝は過ごしやすい。早起きは三文の得。

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070811水やり
■連日の35℃オーバー、7月30日以来、雨は降っていない。
■水田であれば、蛇口をひねれば簡単に水を張ることができるが、畑だとそうはいかない。
■用水路からポンプアップし、ホースを引っ張り引っ張り。これが毎日。
■コマツナを順次収穫しているので対象面積は減ってきているが、それでも三度豆やゲリラキャベツなども合せて、約2時間。
■沈みゆく夕日に照らされたコマツナを見て、ひと段落。

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070810小松菜
■本日もコマツナの収穫・出荷。第1回播種分のうち二畝目。
■早朝からの収穫、細かい調整作業と、正直楽ではないが、唯一の例外が洗浄作業。
■井戸水を使用しているため、冷たい冷たい。この瞬間だけ、心が休まる。

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070809小松菜
■2度の試験栽培を経て、本日、初めての本格出荷。
■播種後20日、この間の積算降水量は34.5mmしかなく、連日の潅水で育った次第。
■真夏の収穫なので、鮮度に気を遣う。朝食前に収穫を終え、午後一までに調製を了、井戸水(水質検査済)にて洗浄後、保冷庫にて保管。夜、涼しくなってから市場に持ち込む。
■最近、野菜の値段が高めに推移しているようなので、楽しみ。

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070808小松菜
■7月20日に播種、ちょうど20日経ち、コマツナ第1弾が早くも収穫へ。
■もう少しおいておきたい気もするが、来週は市場もお盆休みが入るため、全体の作業工程を考慮すると、そろそろ始める必要。
■明朝、露が乾く前に収穫を終え、調整・洗浄、夜にも市場に持ち込む予定。
■うまくいくか、ご期待。
070807野生の西瓜
■昨年、誰かが畑で食べて種を捨てたのであろう、ひとり生えの株がいくつかあった。
■通常、スイカは耐病性や着果性を高めるため、ウリ科の台木に接ぎ木する。
■独りでに生えたので、当然、接ぎ木もしていない。いわんや受粉作業をやである。
■味の保証はないが、また畑で食べようと思う。

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070806ブンブン
■三度豆の葉に穴が目立つなと思っていたら、ブンブンが付いていた。
いわゆるコガネムシ類である。(http://www.insects.jp/konbunkoukoga.htm)
■雑食性かつ旺盛な食欲をもって、大切な葉を食べられる。
■よって、見つけ次第、安らかな眠りについてもらっている。こちらも生活がかかっていますので。

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070805暑中お見舞い申し上げます
■暑い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。
■日々、拙文にお目通しいただき、ありがとうございます。
■就農より初めての夏本番を迎え、これからが本番です。
■更なる発見があるよう、チャレンジしていきますので、引き続き応援ください。
■皆様におかれましても、どうかご自愛の程を。
■本欄を拝借して、暑中お見舞い申し上げます。

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070804小松菜
■台風による雨は期待していた程には降らず、強い夏の日差しの下ではすぐに乾く。したがっていつもの潅水(水やり)を再開。
■潅水後、1畝ごとに寒冷紗を外して薬散。虫が着かないよう、速やかに戻す。
■お盆前に第1弾が出荷できればとたくらむ。

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070803三度豆
■台風5号は、幸いなことに、大きな被害をもたらすことなく通過。
■コマツナの寒冷紗が少し捲れたぐらいで、ユズは大丈夫だった模様。
■三度豆の試験出荷も今日が3回目。回数を重ねるごとに要領を得る。
■ちなみに本日の相場は、高値が1,890円、中値が1,575円(1箱当たり)。(http://www.kyoka.co.jp/t2_shikyo_kyo.htm)
■いくらで売れたかは、明日、市場に電話すれば教えてくれるが、聞かぬが仏かもしれない。
■いずれ1週間後には振り込まれる予定。果報は寝てまて。

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070802ウサギ
■台風5号が接近中。雨が降ることはありがたいも、風だけは御免。
■コマツナやインゲンもさることながら、ユズが心配。
■風が強いと枝のトゲが果実に当たり、刺し傷を付ける。商品価値はゼロ。
■教科書的に言えば、「台風前に徒長枝、果実近くのトゲを剪除しておく」となるも、そこまで手が回らず。
■結論としては、「無事に通過するのを祈る」。

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